これは何回でも見れる映画の一つです。
WHITE,BLACKと差別が横行する時代に、
NASAを支えた黒人女性たちの物語です。
ストーリー展開、3人の女性のキャラ設定、
それに応じた見せ場の演出がピタッとはまり、
彼女らを支える(認める)
人たちの存在も見ていて心地よく、
感情移入も入りかっこいいのです。
差別意識の中、彼女らが戦えたのは、
特別な才能と努力そしてプライドがあったりの、
当然の主張、結果だったのかもと思えます。
押しつぶされそうな境遇の中、
気丈にも生き抜く黒人女性を描いた映画に
『ヘルプ』がありますが、
想像に難しくないリアリティもあり、
エリート?とは違うどこか「もの悲しさ」
を残すエンディングとなっています。
ひとまずこちらはエンターテインメント性のある、
見てスッキリな映画です。
同じ時期の宇宙開発技術の競争を描いた映画、
NASA側からの『ライト・スタッフ』
ロシア側からの『スペース・ウォーカー』を
見てみるのも面白いと思います。
手探りの、キワキワの技術で
勇気だけでチャレンジしたパイロットたちが、
描かれています。