事業を引き渡す側だけでなく事業を引き継ぐ可能性のある側として読みました。
漠然と可能性を考えている中で実際の事例を交えて読ませてくれるため、何もしないまま引き継ぐとどんなリスクがあるのか、実際に引き渡す側がどのくらいの期間をもってどのような準備をしていないといけないのか。
具体性をもって考える良い機会となりました。
ただ自分で待っているだけではなく自身のためにも積極的に現経営者と考えていく必要がある事に気付かされました。
内容自体は実際の税務上の計算などの細かい内容が書かれている難しいものではなく、タイトルの「羅針盤」の通り方向性を紹介してくれている内容になるので、今問題の真っ最中という方よりこれから考えなければいけない方が考える機会にすることに向いているかと思います。