掲載誌では、最下位の順位となる連載作。 そして、表紙のガンダムは、二巻本編内容に 殆ど関係ない。主人公がシュミレーションで 対戦するだけの存在。要は過去作に固執した 結果、表紙に描かれることになったのだ。 「電撃大王」という雑誌が、この漫画の掲載誌。 現在は、能力バトルやゲーム要素を題材とした作品が主流。 その中で、この「審判」はかなり浮いている。 読者層と一致していないのは、明らかで この二巻からの掲載分の順位は、なんとドベ5位だ。 雑誌としても、どうでもいい連載なのかもしれない。 「08」を焼回しした展開からのこの順位であるから、 一定の読者が離れたのだろう。当たり前か。 尚、「08」回での順位はドベ6位。元から人気はなく……。 他方、売出し中の「ハンマ・ハンマ」は全く活躍していない。 一巻では出番がほぼなく、連載開始から半年以上経っても 実質、戦闘シーン無しであった。漫画の紹介ぺージにて、 「ハンマ・ハンマ」の切り抜き画像を編集してまで 紹介したのに、この扱い。販促したいのか、 この「AOZ」の中継ぎ企画をやりたいのか、どっちだ。 そして、ヒロインは男を追い回す性格で主人公を一人にさせない。 結果として、主人公の男としての活躍・役割を奪ってしまう。 ヒロインが、どういう女か考えてほしい。 ベタベタと主人公に接近。うっとおしいぞ。この女。 主人公が何かする度に出てくる。 漫画という観点からは、この二人の相性は悪い。 一巻の終わりにて、模擬戦かと思われた「ケストレル」戦だが その内容は、シュミレーション。たかがデータに押される主人公。 「ケストレル」とは、二巻表紙に描かれているガンダム。 そして、いかに「ケストレル」と前作主人公が凄いかと持ち上げる ことを怠らないシナリオ。所詮、中継ぎ主人公はかませ犬。 主人公「ケストレルと前作主人公スゲェ！」 読者「ハア？ 自画自賛かよ」 毎回のページ数は、たったの20ページ前後しかない。 月刊で、この薄さ。しかも連載開始から 僅か半年で休載を入れてしまった。 ページは少ない。順位はドベ。もう完全に失速している連載だ。 これからの三巻掲載分では、どう順位を回復するのか。