1巻を読んだ時に、この作家さんは「江戸時代、子供、不幸、頑張る、幸せになる」
なら売れるから書くのか、それしか書けないのか。と思いガッカリした。
時代考証が自慢だから、そこだけ頑張るのか。
よくわからないなぁ。と思いながらも、暇だし簡単で読みやすいから読んでいる感じになって、はや5巻です。
作家さんが宝塚出身、主人公の生まれが西宮、私には身近な場所だからはじめは嬉しかった。
5巻目に感じる事は、人物描写が深くないために泣いたり喜んだりが出来ない。
読むたびに?がつく小説。
都合に合わせて人が死に、姿を消し、物語が進む。合間に時代考証で得た知識が主人公の手柄になったり。
小説家と漫画原作者の中間あたりの実力しか感じない。むしろ突っ込みどころがあるから、読んでいる感さえあり。
次巻は1年あくという。
決して良い出来では無い小説を、定価で買う意味があるのか。1年後考えよう。