電験を受けるにあたって初歩的なことを書いてあるような本のタイトルだが本当に親切に解説をするつもりで書いているのか！？と言いたい。 簡単な数学の問題があるが解説が不親切である。ページに空白が多くあるが、そこに途中式を多く書けばいいのにというところがある。つまり解説の途中式が飛んでいるからわかりにくいのです。 これでは本当に数学が苦手だった人は悩むと思う。たかが数個の途中式を書いたり吹き出しで『この公式、この法則』を使っていると書くだけで格段に理解しやすくなるのに。 私の電気系の先生というのは年寄りで頭が固いというイメージがあるが、まさしくそのような人が書いたテキストに少し近い気がする。 評価の良い人もいるが、それは問題が簡単だからすんなり解けているだけでテキストが良いわけではないと思う。 厳しく書いたが数学の勉強にはなるので苦手な人には勉強になると思う。でも他にも良い本はあると思います。