ピアノの調律に魅せられた一人の青年が人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った小説。普段馴染みがない職業でこんなに奥が深い仕事だと初めて実感できる内容でした。子供も興味深く夢中で読んでいました。

文章がとても美しくやさしい物語で心が澄んでいくような感じがしました。盛り上がりにはややかけますしとびぬけたエピソードもないのですが、無理やりそういうものを入れ込んで文学作品らしく仕上げた作品よりもずっと好感が持てて、読後感がいいです。

「第13回本屋大賞、第4回ブランチブックアワード大賞2015、第13回キノベス！2016 第1位……伝説の三冠を達成！」という謳い文句に惹かれて購入しました。 読み終えて、何となく不思議な、でも心地良い文字の世界に包まれたような感覚に陥りました。 映画化されたようですが、この独特な世界観をどうやって表現したのだろうかと思ってしまいました。

調律師というまったく知らない世界でしたが、いつの間にか引き込まれていました。とにかく面白い。一読進めます。

ピアノの調律に係る話がこんなに膨らむとは思わなかった。 映画を見るよりも頭の中で想像する楽しみは嬉しくなる。

面白い。タイトルが気に入らず、どうなんだろうと思い買ってみましたが、予想外に最初から面白かったです。本を読むまでタイトルの意味が全く分かりませんでした。ある分野で卓越した人の話って好きなんですよね。話に違和感もなく、綺麗な小説だと思います。映画も見てみようかと思います。

とても、美しい小説でした。 題材も普段なじみのないものの割に 極めて描写に優れていて、中に入っていけます。

書店で店員さんのコメントがポップに書かれていて気になっていました。 文庫化されたので読んでみようと購入しました。 主人公の成長記で、淡々と読み進められます。 人生を変える出会いがあることに羨ましさを感じました。 また違った気持ちの時に再読してみようと思います。

人気があったので購入してみたところ、久しぶりに感動する作品でした。

全体的なストーリーはよかったのですが、もう一工夫がほしいなあという感じでしょうか。

本屋大賞の本は、読後感が、たまらなくさわやかで、読んで本当に良かったと思わせてくれる作品ばかりです。今回もそうでした。調律師の仕事を通じて主人公が、技術や精神面を成長させていく姿に、心地よさを感じ、また、映像化されることで、実際の音を体験もできそうで、たのしみです。音楽はやはり、心が癒されます。

たいへん おもしろく 読むことができました

本屋大賞を受賞した本を単行本で読んでおりますが、映画の上映が発表されたので慌てて購入させて戴きました。

本屋大賞受賞作品です。早く読みたいです。

多くの人に読んでもらいたい作品です。映画でも、山崎賢人さんが調律師をするなんて、興味深い映画ですね。

本屋大賞の実力は本物です。皆さんにオススメしたいです。映画も６月封切なので、見たいと思いました。

羊と鋼からピアノは連想しませんでした。 話は調律師が主人公というより、音楽のほうになってます。 すんなり読み終わりました。

本屋大賞で話題となり、題名と挿絵が気になって購入しました。題名の謎は早々に解け、なるほど！と思いました。ごく普通の言葉で書かれていて、日本語の美しさが感じられるとかはありませんでしたが、情景がどんどん浮かんできて、温かい気持ちにさせてくれました。音楽をやっていたら、きっと音も流れてきたのではないかと思いました。

ピアノにも家庭のピアノ、学校のピアノ、コンサートホールのピアノ等それぞれの音色があり、調律の仕事の様々なシチュエーションを知ることができる作品です。作品の流れから、唐突に終わるラストはもう少しストーリー性があってもよかったかな。続編ができるのなら期待してます。