生きづらい世の中の、何が生きづらいかよくわからなかったり、どうしようもない気持ちをどうやって吐き出せばいいのかわからない、そんな人はひっそりと息をひそめていて私たちが思っている以上にもっとたくさんいるんだと思う。
私もその一人かもしれないし、成宮さんの言葉やライブ、一つ一つの言葉や行動に励まされるような気がする。
誰かの救いにならなくてもいいし、そんな救われる話が書いてあるわけではないけれど、少しでも生きづらさを感じている人に、温かいお茶を出してくれるような、一つの居場所になるような本だと思った。