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レビュー一覧

  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2017/11/18
    伝助038/dnさん
    男性
    60代
    梁山泊軍と金軍の壮絶な戦闘場面が見もの
    水滸伝に始まり、楊令伝と読み継ぎ、最終シリーズ「岳飛伝」(全17巻)の第9巻です。 物語は12世紀(日本は平安時代の終わり頃)、宋が崩壊した直後が舞台。群雄割拠する時代に生きた武人たちの壮大な人間ドラマが展開される。 中華では、呼延凌(こえんりょう)率いる梁山泊軍8万と兀朮(ウジュ)率いる金軍10万との総力戦で双方数万の戦死者を出し、完全決着はつかなかった。南では、南宋・辛晃軍を退けた岳飛は、中華への侵攻を目論み南宋に潜入、元岳飛軍の兵士たちを鼓舞する。西では、蒙古が金国、西遼にしばしば侵入し始める。海では、梁山泊水軍に大敗した南宋・韓世忠(かんせいちゅう)が梁山泊の交易船を襲い始める。元金国の商人で契丹人の蕭〓材(しょうけんざい)は、国にとらわれない物流網の拡大を狙う。新たな時代の胎動の予感が。。。 梁山泊軍と金軍の壮絶な戦闘場面が見もので、梁山泊歩兵の老将・山士奇(さんしき)が「こんなもんか」との言葉を残し、剣を握り立ったまま戦死する姿が印象的でした。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:北方謙三[キタカタ ケンゾウ] ・略歴:1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。'81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。'83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、'85年『渇き街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、'91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、'06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、'07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。'10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、'11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、'13年に紫綬褒章を受章。'16年『岳飛伝』で第64回菊池寛賞を受賞。 ・発行:集英社 ・発売:2017年9月 ・ページ数:388p ■これまでに購読した北方謙三の著書 ・「三国志」(全14巻) ・「楊家将」(上、下) ・「血涙(新楊家将)」(上、下) ・「水滸伝」(全19巻) ・「楊令伝」(全15巻) ・「岳飛伝」(全17巻)…第10巻まで(本書)
    趣味|自分用|リピート
    注文日:2017/10/03
    28人
    が参考になったと回答
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2017/11/12
    購入者さん
    一気に読破していsまいました。 続きが楽しみです。
    注文日:2017/11/08
    1人
    が参考になったと回答
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