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レビュー
4
2018-02-01
- ぼくらが どう生きるか
- 本当の自分の生きる道を追求しなさい。
みたいな？ことをマンガと原文で表現してあり、内容はすごくいいです。説得力もあります。これからの人生を豊かにしてくれそうなヒントがあります。
旧制中学生（今でいう中高生）ぐらいの年齢層に読んでほしくて書いたのでしょうが、今は、道徳観や倫理観が明治・大正どころか昭和の教育とすら、かなり異なるので難しいというか理解できないという子どももいるのではないかと思われます。
現代に通じるというご意見も多々あるようですが、それは読む人の年齢、生活環境、成育歴等の違う読者それぞれの受け取り方次第、情報リテラシーにも関連するでしょう。
原作者からの投げかけへの回答は、「自覚」と、ある意味「決意」が求められます。しかし決意だけでは実現できないこともあります。それでもいいのです。
あとはネタバレになるので、自粛します。
※昔の教育みたいに「ダメなものはダメ」というのは、今はダメで、「なぜダメなのか子どもたちに理解させましょう！」ということになっていますね。 分かりますが、コぺル君みたいに自力で考る機会を大人たちが奪っているような気もします。
マンガのほうですが、羽賀氏は内容に重きを置いて、かつ内容の邪魔をしない画風なので、ベストだと思います。分かりやすいです。
さて、クイズです。主人公コペルくんの本名（姓名）は何でしょう？
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