小学校の課題図書で母に買って貰った記憶があります。その時母は「とてもいい本だから」と言っていたので多分1923年生まれの母も読んでいたものと思われます。コペル君、人間分子、なんかうっすらと記憶あります。自分も中学の多感な頃やたら「なんでこうなってしまったのか」等あれこれ考えていたのも、きっと少なからず影響を受けていたのではないかと思います。「人としてあるべき姿」「正しい在り方」について考えさせられたのも勿論ですが「失敗したことは、後で自分の背中を押してくれる『財産』」ということも感じ入るものがありました。確かに字も多かったですが(笑)今のこの時代にこそ再び読まれるべき本ではないかと思います 。若い人に是非、読んでいただきたい1冊です。(図らずも感涙してしまいました)