この巻の主人公は間違いなく
二海堂!
桐山君メインのエピソードは
『雨のにおい』だけ。
(超短いし。そして飯テロ 笑)
収録の13章中、6章にわたる
『風の2万空里』で描かれる
二海堂と宗谷名人の対局の
凄まじさと美しさ。
何よりこのエピソードを
桐山ver宗谷で描かなかった、
羽海野チカさんの非凡さ!
その他、
滑川さんが主役の濃い2章
(これもとてもよかった!)
その他に林田先生目線、
あかりおねいちゃん目線、
久々に登場の香子目線と、
バラエティに富んだ1巻でした。
香子のエピソードは、
当初訳ありげに描かれていた
桐山と香子の複雑な関係性の
決着とみていいのでしょうか。
色々とこじらせていた彼女が
前を向いていけますように。