1998年に出た「ふしあな」を買って以来、時々新刊が出ていないか調べていたのですが、新しい方の「ふしあな」を買いそびれてしまい本当に久しぶりに読むことが出来て幸せです。ちょっと絵の感じが変わりましたね。20年近い歳月を思えば当然かな。猫が主人公だからそう感じるのかもしれません。自他ともに認めるのっそり右衛門さんだそうですから、まあそれも時の流れを感じられて悪くないです。
永尾まるさんの「猫絵十兵衛」も人情話が毎回グッときて泣けますが、「差配さん」も胸に沁みるストーリー。温かい気持ちに包まれたい方、おススメです。