☆3.5の四捨五入。
ソードアートオンライン(SAO)シリーズの中では駄作と言っても過言ではないと思う。
問題点。
1, 闘うための理由が弱い(感じられない)
過去のシリーズのような、「デスゲームを生き残る」、「囚われのヒロインを救出する」などの強い動機付けが感じられないから、闘いに共感できない。
2, 敵役が弱い(実力もキャラも)
ランキング上位の彼のことだが、妖精王以上、1層ボス未満くらいの存在感しかない。
3, ヒロインの魅力も弱い
恋する従兄妹とか、トラウマスナイパーとか、終末期患者の少女とか、そういう特記できるものを感じられない。
4, ラストバトルが、、、
何がどうなってそんな展開になって、なぜそれで解決するのか意味不明。
☆良かった点。
11連撃を継承した彼女がラストバトルでその技を発動する時に、それを編み出した少女の姿が重なって見えたこと。キャラも技も使い捨てにせずに、ちゃんと後に活かすんだなと感心した。
人気シリーズという土台と、魅力ある既出キャラ達に助けられて☆3.5。
ネタバレしないように表現したので分かりにくいと思いますが、そういう方は是非とも過去のシリーズを見てください。とても面白いですよ。