何度読んでも涙が流れます。癌になっても痛みも無く、やりたいことをして、食べたい物を食べ、自分が居たい処で生き抜くことが出来れば、本当に、めでたいご臨終、ですよね。旅立つ方も見送る方も離別の悲しみはありますが、良かった、良かったと笑顔でピース。私もこんな安らかな旅立ちをしたいです。小笠原先生、日本全国の医療者の方々に啓発して下さい。全ての実話がいのちの奇跡てすが、私は、特に癌が体の外に出た乳癌の方の写真に驚きました。抗がん剤治療を今一度考え直す実話だと思います。写真掲載を許可して下さったご本人、ご家族の方の思いが、この写真に詰まっているように思います。多分この本に登場する全ての方々が、今癌で苦しんでいる方々に、癌の痛みは取れるんですよ、と教えてあげたい一心で写真掲載を許可されたのだと思います。皆様の願いがこの本になったのだと思います。