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レビュー一覧

  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2017/10/24
    伝助038/dnさん
    男性
    60代
    風雲急を告げる
    水滸伝に始まり、楊令伝と読み継ぎ、最終シリーズ「岳飛伝」(全17巻)の第8巻です。 物語は12世紀(日本は平安時代の終わり頃)、宋が崩壊した直後が舞台。群雄割拠する時代に生きた武人たちの壮大な人間ドラマが展開される。 『飛』の旗を掲げた岳飛のもとに、旧岳家軍の者たちや妻と子供たちが集まり、梁山泊らの援助を受け、岳都が作られる。梁山泊の秦容は十万人収容の集落建設を目指し、小梁山に人が集まってくる。一方、南宋宰相・秦檜(シンカイ)と金国丞相・撻懶(ダラン)は共通の敵である梁山泊を倒すべく同盟を結ぶ。ついに陸では岳家軍と南宋軍が、海では梁山泊水軍と南宋水軍がそれぞれ戦端を開く。どう動く、岳飛そして梁山泊。 大いなる志のもと、人が集まり拡大する岳都と小梁山を南宋軍から守ろうとする岳飛や秦容らの活力溢れる生き様をひしひしと感じさせる一巻でした。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:北方謙三[キタカタ ケンゾウ] ・略歴:1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。'81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。'83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、'85年『渇き街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、'91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、'06年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、'07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。'10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、'11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、'13年に紫綬褒章を受章。'16年『岳飛伝』で第64回菊池寛賞を受賞。 ・発行:集英社 ・発売:2017年6月 ・ページ数:392p ■これまでに購読した北方謙三の著書 ・「三国志」(全14巻) ・「楊家将」(上、下) ・「血涙(新楊家将)」(上、下) ・「水滸伝」(全19巻) ・「楊令伝」(全15巻) ・「岳飛伝」(全17巻)…第7巻まで(本書)
    趣味|自分用|リピート
    注文日:2017/07/11
    27人
    が参考になったと回答
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating4
    2017/06/27
    はまさん4472さん
    男性
    60代
    シリーズ8冊目
    まだまだ続くシリーズ本。 文庫本発売を追い抜く勢いで読んでいます。 いつもながら、便利で大変重宝しています。
    趣味|自分用|リピート
    注文日:2017/06/19
    1人
    が参考になったと回答
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2017/07/03
    やわたのやぁさん
    男性
    40代
    北方謙三
    北方ファン歴30数年、男なら黙して読むべし どうなるのか、どうなるのか 待つしかないのです
    実用品・普段使い|自分用|リピート
    注文日:2017/05/23
    1人
    が参考になったと回答
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating4
    2019/03/07
    KUMA0504さん
    男性
    50代
    嵐の前の静けさ。深慮遠謀の巻
    「おまえや梁山泊の力で、なんとか俺は立った。これからも立ち続けているつもりだ。おまえには、迷惑な話だろうが」 「南宋を、南から牽制している形だ。岳家軍の存在は、小さくない」 「まだ小さいさ」 「そうだな。中華を統一するには、砂の一粒にもなっておるまい」 「中華の統一か」 「梁山泊は、それを認めるぞ。あそこは水みたいなものだ。おまえは器を作ればいいのだ。金国も南宋も、そうなることを恐れている」 「俺は」 「独立不羈。それはわかっている。それでいいのだ。器がよければ、水はその中にきれいに収まる」 「金国はともかく、それは南宋でもできることではないのか」 「できんさ。秦檜という男は、南宋を器にし、同時に水にしようともしている」 梁山泊は器など考えていない、ということなのか。(128p) 梁興という「商人」の言葉でももって、初めて、梁山泊と岳飛との連合の展望が開けた瞬間だった。結局、第三者の眼が必要だったのだ。この遥かなる「理想」を言葉にするには。今気がついたが、梁興という名前には、梁山泊を興すという意味があった。 南で、戦争の端緒が開かれ、東で、海戦の端緒が開かれる。 「侯真殿。戦になれば、そうたやすく勝敗は決しない、と私は思うのです。何度か決戦をしても、それは決戦になり得ない。戦が起きる地域が広すぎるのです。しかし私は、その広さが梁山泊を利する、と考えてはいるのです」(308p) 宣凱は、恐ろしいほど鋭く情勢判断をしている。呉用やましてや楊令のような鋭さを、わざと外しながら、王貴や張朔と共に、梁山泊を動かす。世代交代とは、こんな風にやるのか。羨ましい。 嵐の前の静けさ。深慮遠謀の巻であった。 2017年7月2日読了
    注文日:2017/06/18
  • star-ratingstar-ratingstar-ratingstar-ratingstar-rating5
    2021/02/12
    ジレフニーさん
    男性
    40代
    最高
    やはり人気の作品だけあって読んでいて続きが気になります。
    注文日:2021/01/15
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