業界の者なので、前作の続きは読まない訳にはいかないと購入です。また感銘したら周りの職場の仲間にも吹聴しますわ。
前半は本当に支店の全職員に読ませたいです。著者の主張は本当に業界の者には厳しいが真実と思えるものでした。
ただ、後半のidecoや積立NISAが欧米並みの貯蓄から投資への本当の流れになると期待するという主張はちょっと肩透かしで納得できません。企業年金の重要性は理解できますが、体質の変わらない金融機関がまた身内の論理で推進しているだけですから。
本当の変革はやはり各金融機関が本当に顧客第一の営業姿勢を貫けるかにかかると感じます。難しく長い道程と思いますが・・・