日本国民を統合する象徴:天皇。幕府の滅亡のような大政変があっても、中国・朝鮮のような旧勢力を根絶やしにするような大破壊が起こらないのは、天皇がいたからだ。天皇は、日本人の英知が作り上げた、世界に誇る存在である。今、その天皇という存在そのものが消滅する瀬戸際にある。側室制度を廃止し、少子高齢化であもある現在、男系男子しか天皇になれない現行の制度では、十中八九・悠仁さまがラストエンペラーになってしまうだろう。この事態を回避するには、女性・女系天皇を認め、女性宮家を複数創設するしかないと思う。そして皇太子夫妻、特に雅子妃殿下に対するバッシングを辞めさせなければならない。小林氏の、『雅子妃がご一生を振り返られたとき、皇室に嫁いで良かった、と思えなければ、皇統は断絶する。』という指摘が、胸に刺さった。