映画｢痛くない死に方｣を見て注文しました。病気や死を迎える年齢に近くなり、自分が判断出来なくなった時に参考にして対処してほしいと、思い買いました。

安楽死・尊厳死・在宅医療などについて、とてもわかりやすく書かれています。 現在の日本では、自宅で最期を迎えるのがどれほど難しいことなのか、よくわかりました。 元気な時から自分はどのように最期を迎えたいのか、家族と話し合ったり意思表示しておくことが必要だと感じました。

この本のおかげで先月父を自宅で見送りました。不安でいっぱいの母を支える事が出来たと思います。父はこの本の通り、あまり苦しむ事なく眠ってばかり、最期は植物が枯れるように徐々に呼吸が途切れ亡くなりました。介護を諦め病院に入れていたら一生後悔していたでしょう。最期まで看取る事が出来たので、母も私も心残り全く無く今も元気に落ち着いています！

特別な持病も無く、老衰であったとしても最後に病院で苦しみながら亡くなっていく事はとても違和感を感じます。 少しでも早いうちから、こういった事を知っておけば、何かしらの対策、改善策も見つかるはずと思いました。

症状ごとに、終末期をどのように過ごすか、医師の選び方など参考になったけれど、独り暮らしの者にとっての在宅医療に関して参考になるべきものが書かれていない

知らなかったことよくわかりました。これは知っておく価値がある内容です。