レビュー遅くなりました。それぞれの世代によって、人生・働き方などへの考え方はさまざま。日本の現ルールで100歳人生の場合、65歳に定年退職したとして、それまでに蓄えた資産で残りの人生35年を暮らすのは非現実的な話。寿命が延びることは決して悪いことではないはずなのに、どんな変化が待っているのかと、不安を覚える人は少なくはないはず。
本書のキーワードは2つ、人生のマルチステージ化と無形資産(生産性やスキルの資産、健康の資産、変化に柔軟に対応できる資産)。これからも目まぐるしく革新されていくであろう世の中で充実した人生を送るために、年齢を問わずに新しいことへチャレンジしていく気持ちを持ち続ける、心身ともに健康で柔軟な姿勢が求められているということ。いくつからでも学び自分磨きして生涯現役の心構えみたいな内容かな。数年後に改めて読んでみたい本。おススメ。
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誰もが100年生きうる時代には、今まで常識とされていた働き方、学びかた、結婚、子育てなど、人生のすべてが変わってしまう。
働き方は「教育」「勤労」「引退」の3ステージから、マルチステージへ移行する。そんな、来る長寿社会を戦略的に生き抜くための、人生設計のヒントとなる一冊。
ケーススタディとして、1945年生まれ、1971年生まれ、1998年生まれの人物を想定し、人生設計の気づき、ヒントになる内容に。