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5
2023-04-19
- 難波海での戦いが一進一退で非常に面白い。手に汗握る展開で、どんどん読み進めることができた。史料に基づいて書かれており、作者の創作のみで書かれていないところがすごい。
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5
2016-09-09
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 鬼気迫る圧巻の船戦
- 時は戦国、織田信長が天下統一を狙い、大坂本願寺を滅ぼそうと着々と準備を進める頃。乱世にその名を轟かせた海賊衆の村上海賊。瀬戸内海の島々に根を張り、三つの村上家の中で強勢を誇る能島村上家当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、その娘ヒロインの景（きょう）、二十歳。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女の景が活躍するシリーズ第4弾。（最終巻）
難波海での睨み合いが終わる時、夜陰に浮かび上がったわずか五十艘の船団。能島村上の姫、景の初陣である。ここに木津川合戦の幕が切って落とされた！煌めく白刃、上がる血飛沫。炸裂する村上海賊の秘術、焙烙玉。門徒、海賊衆、泉州侍、そして景の運命は―。
本巻では鬼気迫る圧巻の船戦が読み応えがありましたね。全巻読み終えた感想は、登場する人物の際立つ個性が面白い。正義感が強く、イケメン大好きのヒロインの景はもちろんですが、臆病なのに景を助ける弟の景親、織田方海賊衆の頭領で剛腕無双の眞鍋七五三兵衛、本願寺方一向宗門徒の百姓の源爺と孫の留吉が印象深かったですね。また所どころに織り交ぜた登場人物の簡潔な独白が、その人物の心情をうかがい知れ、いいアクセントになっていました。
確かな時代考証、史実に基づく木津川合戦がノンフィクション的で、現実感がありましたね。
−−−−−
◎本書の基本情報
・筆者：和田 竜（ワダ リョウ）
・略歴：1969年12月、大阪府生れ。早稲田大学政治経済学部卒。2003年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。’07年、同作を小説化した『のぼうの城』でデビュー。
・出版：新潮社
・発売：2016年8月
・ページ数：363p
◎これまでに購読した和田 竜の著書
・「のぼうの城」（上下2巻）
・「忍びの国」
・「小太郎の左腕」
・「村上海賊の娘」…本書第3巻まで
−−−−−
■題材となった木津川合戦とは
第一次木津川口の戦いで、1576年（天正4年）に毛利氏と織田氏との間に起こった戦い。
織田信長軍の攻囲を受ける石山本願寺への兵糧搬入を目的とした毛利水軍・小早川水軍・村上水軍を中心とする瀬戸内の水軍戦力と、それを阻止せんとする織田方の水軍戦力が大阪湾木津川河口で激突した。 実際の戦闘では毛利方の水軍の使用する焙烙玉・雑賀衆の使用する焙烙火矢の前に織田方の水軍は壊滅的な打撃を受け、石山本願寺への兵糧搬入という当初の目的を毛利方が果たす結果となった。 - このレビューのURL
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- Love UKnowさん
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50代 女性
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6,048件
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5
2020-03-24
- 「村上海賊の娘」は本屋大賞に選ばれた時から、文庫本化されたら購入しようと楽しみにしていました。
実際、文庫本化されて直ぐに購入したものの、文庫本としては一番厚い部類に入る物が1〜4巻と4冊もあり、同じ読むなら一気に読み通したいと思い、集中して読めるタイミングが訪れるまでお蔵入りになっていました。
やっとまとまったお休みが取れて旅行に出かけた時にこの本も持参し、満を持して(笑)読み始めました。
主人が先に読み始めたのですが、一言も発せず集中して読んでいるので、「普段こういう歴史小説は読まないのに珍しいな…」と思っていたのですが、1巻目を読み終えると直ぐに2巻目を手に取って読み始めたので「そんなに面白い？」と聞いたら、「物凄く面白い！」と一言いって直ぐに本に戻ったので吃驚しました。
私も主人が1巻目を読み終えると直ぐに読み始めたのですが、私も普段は歴史小説は殆ど読まないのに、ある程度史実に基づいた小説ということもあり、読み進めていくうちにどんどん小説の世界に引き込まれて行きました。
物語自体も物凄くテンポが良く、分厚い本4冊分もある長編であるにもかかわらず、その長さを微塵も感じさせず、あっという間に4冊を完読しました。
読後感もスッキリで、流石に本屋大賞を取っただけの小説だけあると納得至極です。
歴史小説がお好きな方もそうでない方でも楽しめるので、おススメの作品です。
※1巻〜4巻を同時に購入＆一気に読破したので、レビューの内容が同じで申し訳ありませんm(__)m - このレビューのURL
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- Superior Thingsさん
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50代 男性
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3,626件
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5
2016-08-24
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 遂に読み切ってしまいました。余りにも、早く読んでしまったため、途中一度振り返りをしました。題材選択、資料精査、筆致ともに感嘆しています。
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5
2016-08-09
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:男性（彼、夫）へ
- 購入した回数:はじめて
- 夫に依頼されて
- 夫に依頼されて、買いました。1.2は読んでしまったので、3,4を買いました。面白いそうです。
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5
2016-09-10
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:男性（彼、夫）へ
- 購入した回数:はじめて
- 主人からのリクエストです
- 新聞の広告や店頭で紹介された本をいつも買ってくる主人です。
村上海賊の娘の1.2巻を書店で購入して、とても面白い作品だと言っていました。そしてお買い物ついでに3.4巻を買ってきてほしいというので、パソコンの前に座ってた私は、ネット注文という楽な方法で購入してしまいました。 - このレビューのURL
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5
2016-08-01
- 商品の使いみち:プレゼント
- 商品を使う人:女性（彼女、妻）へ
- 購入した回数:リピート
- 妻へのプレゼント
- 読めば読むほどこれが映画かドラマになるなら主人公は女優の杏ちゃんが一番似合うなと妻が言っていました。
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5
2016-08-10
- 「一気読み」になってしまう…
- 4冊で完結という作品…余り例が思い浮かばないが、そういう分量の多さは、本作に関して全く気にならない…ドンドンとページを繰ってしまい、その手が停められない…あっという間に読了してしまう…
個人的には、ヒロインも好いが「最強の敵」として立ちはだかる眞鍋七五三兵衛(まなべ しめのひょうえ)という人物が、何か痛快で面白かった… - このレビューのURL
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- やす19631027さん
- 50代 男性 購入者 レビュー投稿 2件
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5
2017-02-27
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 新鮮な面白さ！
- 歴史物で海賊がメインで登場する小説を初めて読んだが、作者の表現技法が優れていることもあると思うが、非常に新鮮で面白い。思わず、映像化するとどうなるか？キャストは誰が良いか？でも、この姫を演じられる女優が今の日本にいるか等様々な想像をしながら、楽しんで読んでいる、しかし、和田竜さんの小説は面白い。今後も要注意の作家である。
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- TOSHIRO2006さん
- 60代 男性 購入者 レビュー投稿 38件
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5
2016-10-07
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 一日で読み終えました
- 3巻と4巻を同時に注文していたので、すぐ続きを読みました。登場人物は、ほぼ実在するとのことであり、作品中の行動も史料に基づいているとのことで、どんどん読み進みました。多くの場面をイメージしてみると、劇画的なシーンが多く、映像化が楽しみになりました。木津川の合戦のシーンは、とてもスケールが大きいものになると予想されるので、わくわくします。
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5
2016-09-11
- お勧めです
- 本当におもしろいですよ。すぐに引き込まれると思います。
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- 購入者さん
5
2016-08-13
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 迷ってる方は是非
- あまりの面白さに、もっと早く買って読めば良かった〜と思いました。
NHK大河の真田丸のような面白さが好きな人は、本当に楽しんで読めると思います。(真田家は登場しません)
本当の悪者に位置する登場人物がおらず、それぞれの生きざまが書かれているので後味悪くなりません。
参考文献が度々出て来て、ちょっと多いな…と思う部分もありましたが、後書きの解説を読んで納得しました。 - このレビューのURL
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- 購入者さん
5
2016-08-12
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- １巻より購入
- １巻〜４巻まで購入しました。歴史好きにはとても興味深く読めます。
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5
2017-11-20
- 商品の使いみち:プレゼント
- 商品を使う人:家族へ
- 購入した回数:はじめて
- プレゼントに
- 雑誌連載の評判から、どうしても読みたかったらしく、1〜4巻を親にプレゼント。ものすごいいきおいで読んだらしく、まさに評判どおりだったようです。
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- 購入者さん
4
2017-05-30
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 少し前とは言いながら話題作ですから今から読むのが楽しみです。
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