タイトルと概要だけなら小学校の社会でも習う日本最古の書、古事記ですが、御朱印を始めてからもうすぐ丸4年、神社仏閣を訪れる機会が多くなり神話の世界のバックボーンである知識を得るためにも読んでみたいと思っていました。物色したところ非常に読みやすい現代語訳本とのことで購入しました。
「(八百万の神といわれる通り、)古事記にはおびただしい数の神様と人名が出てきます(複数回出てくるのは1割にも満たない)が覚える必要はなく、重要な神様と人名は太字で書かれています(重要な神様ほど何度も登場するので自然と覚えてしまう)。」と「はじめに」に書かれていてそれが古事記を読む最大のコツとあり、一気にハードルを下げてくれました。通り一遍の現代語訳ではなく随所に解説もおりまぜながら、表にしたほうが良い内容は表になっており、わかりやすくするための工夫が満載でした。
古事記を読んで日本人とは何か、日本人の心のあり方が何となくつかめたような気がします。