ビーンズ文庫全巻と角川文庫、マンガ、ドラマCDを全部持っている彩雲国物語ファンでビーンズ文庫の方は全巻数十回読んでいます。
晏樹の考え方には、理解しにくい部分もありますが本当に大事な物はどういうやり方であっても大切にする真面目な部分もあり憎めないキャラクターで気になります。
冬の華では娘さんを見守り育て、娘さんの心に寄り添っている姿に、劉輝が第六妾妃と同じだなんて思いません。
すごく幸せな気持ちになりました。
また、真っ直ぐ芯の通った娘さんが秀麗にも重なりました。
劉輝の深い悲しみや喪失、平坦な道程ではなくても官吏達からも認められている姿、そして真の意味で臣下になった絳攸の強い想いと武官である以上主君よりも後までいることはできないという楸瑛と静蘭の覚悟と有言実行、繋がりに読むたびに号泣しています。
新しいキャラクターだと楸瑛の息子さんを好きになりました。(楸瑛はあの方と結婚できているようで良かった)
大切な作品と出逢えて幸せです。