小学生の頃、ファミコン時代から年単位のブランクがあった時期もありましたが、一応ゲーム好きの人間です。 無論のこと、メガテンの名前は知っており、以前よりプレイはしたいと思っていたのですが、これが初プレイになります。よって、コアなメガテンファンよりも完全初心者の方々にとってにしか有益なレビューにはならないかと思います。
まず、事前調査で惹かれたのはこのゲームの世界観。 どちらかというとダーク系で、神話系各種が好きだったため購入に至りました。 コスパを鑑みれば、同じプラットフォームでの前作の方が格段に安かったのですが、他の方のレビューで本作の方がユーザーフレンドリーな仕様になっているらしかったので、FINAL版の方をチョイスしました。
さて、内容ですが、悪魔合体は古のゲームであるラストハルマゲドンを彷彿させるのですが、パターンはそれ以上にありながらも、個人的にはスキルは踏襲しますが、キャラは合体により全く別物のクリーチャーになりますから、この辺りは些か残念な点でありました。付随して、見た目がグロイ魔物があまりいないのも少々肩透かし。 しかしながら、スカウトする際の悪魔との会話が面白く、この辺りは既存の優等生向けRPGに幾分か辟易としている方々で、マゾ・サドっ気がある方にはかなりドツボに入るかと思います。
また、クリーチャーの種類はカオス状態ですから、代表的な悪魔・天使以上の造型を深めたい方にもかなり好奇心をそそるものがあるのは確かです。
現在、プレイ時間は3時間ほどですが、ついのめりこんでしまう度合いは未だに継続中ですから、よくできた作品であるのは確かだと思います。
ただ、RPGという枠で総合的に判断させていただけるのであれば、3D表現は他ブランドの方が遥かにうまいので、わざわざ3DSでリリースしなくても良かったのではないかと思ったこと・戦闘シーン並びに攻撃エフェクトが昨今のゲームの中ではかなり脆弱に感じられてしまうのは否めないと思います。
蛇足ですが、前述したようにシステム面では分かりやすくなっているかとは思いますが、あまりにもやれることが多いので、スカッとさわやかな爽快感を求められる方には少々不向きな側面もあるという事は念頭においてほいた方がいいでしょう。
★については楽しんでプレイできる時間がとんでもなくなりそうですから(モンハン等とは比較にならないと思いますが)、コスパ鑑みても満点!