この盤の存在を知ったのは確か90年代後半であったと思うのであるが、CDがまだかろうじて売れていたそんな時代においてもソールドアウトの速さは並ではなく、欲しくとも手は出せない状況が今に至っていた状況。
その当時は、シリーズとして確かキングレコードが発売元であった気はするのであるが、そのシリーズでは未だに輸入盤でも入手困難であるムゼオ・ローゼンバッハも含まれており、かなりやきもきしていた記憶がある。
その後、イタリア系のプログレは比較的入手がしやすい、PFM・バンコ・マグマあたりを入手しつつ聴いていた経緯があるが、今回の再販はかなり自分にとっては僥倖だった。
サウンドとしては、曲のつくりは勿論のこと、イタリア語歌唱とということもあり、英国5大プログレをフルコンプしているレベルの方においても、かなりその独自性を堪能できること受けあい。
盤紹介にもあるように、静と動のバランスが至極優れている出なく、楽器の使い方が絶妙で、YESよりさらにクラシック寄りの楽曲が好きという方にはぜひとも聴いてほしい1枚。
ジャケ写は何だかJAZZのBNでも見かけたような印象を受けるのは心の中にしまっておいてください( ´艸`)
蛇足ですが、このワーナーのプログレシリーズは音の悪いものが多々含まれていますが、この盤はTOPクラスに良いところも好印象!!!