さすが森沢さんの作品です。何度も読み返したくなる作品です。

スナックのママが、来客の相談に乗る類の話しは、よくあるけれど、ママの独特の雰囲気に引き込まれた。 連作短編で、各々の悩みは、表面上ではわからないけれど、それぞれが暗い過去に向き合って乗り越えていく、そんな元気になれる小説。 ４章は、切なくて切なくて。。。４章だけでも読む価値あり。 森沢さんの小説は、何気ない言葉選びで、心地よく、読むのがしんどいと思ったことは、一度もない

読みやすく引き込まれた。ごんママのような人がスナック開いていたら、是非常連になりたいです。笑って泣ける人情のお話。サイコーでした。

説明だと主人公ゴンママメインっぽいですが、スナックに通う常連客それぞれの物語に、ゴンママがちょっとしたアドバイスをし解決していくお話です。それぞれの悩みも切ないです。この手の話は主人公がガッと出て来て解決みたな話が多いですが、このしつこさが無くとても気持ちの良いお話でした。

優しい！凄く包み込んでくれる言葉達！こんな仲間に出逢いたい！

オカマ権ママに人生の色々を教えてもらう。うーんなるほどなぁと心にぐっと来て、涙も出てきます。

森沢明夫の中でも、一番ぐっときました。泣ける作品ですね。

大きな優しさで包み込んでくれるゴンママの 人柄が素敵です。 人として大事な事がギッシリ詰まっている小説で 何度も読み返したくなる本です。 森沢明夫さんの小説の中で一番好きな小説です。