とにかく最初から最後まで良い意味でも悪い意味でも安定したデュラン・デュランサウンドです。
英国のロックサウンドはアメリカに比べると「保守的」だと言われますが、それが良いのです。
リバプール、ロンドンパンク、パワーポップ・ラジカルロック、そしてニューロマンティクスフューチャリストとその時代のその分野でデビューしたアーティストは基本、その路線を頑なに走って行っているような気がします。(勿論、そうでないことも少なからずありますが。。。)
打ち込みがハッキリとしていて(聞く人によれば単調で)、ロックでもあり、それでいてダンサブルでどこか情緒的・刹那的でつまんなく感じることもあるが聞いていくうちにじんわりとその世界に入って行ってしまう・・・
改めて彼らをじっくり聞きなおして評価すべきだと思います。