発達障害のあおさんとその恋人くらげさんの発達障害によるちょっとしたトラブル、行違い、考え方の違いについてを、健常者のくらげさん目線から描いた本です。
健常者目線からしっかりと発達障害の人の「なぜ、どうして、どんな感じか」ということが細かく分析されていてとてもわかりやすく、尚且つ文章等からくらげさんのあおさんに対する愛情があふれていて、よくこういった本で多い健常者の当事者に対する「異常者をみる」ような嫌悪感がくらげさん目線からは感じられないので、読んでいてとても温かい気持ちになり、読みやすいです。
私的には発達障害に関して知りたいと思う人が一番最初に読むといいなと思う本です。