本が売れないと言われて久しい中、１０万部も売れているのが判る良書だった。主に山里に住む人や狩猟、林業を生業にしている人の不思議な体験を集めた本だが、見聞きした事実だけを淡々と語っているのがむしろ不思議で恐ろしい。 「怪奇体験談」というと大げさな修飾や怖がらせるための因縁話が盛られているな、と感じる事が多いが、この本は「何を見たのか結局わからない」、「なぜあんなものが現れたのかわからない」話が多いのがリアルだ。 地元の歴史や地形なども具体的で、著者が根気強く日本中の山里を回って体験談を蒐集した事がよく分かる。 ふと異次元空間に紛れ込んだような感覚を味わい方にはおススメの一冊だ。

ロマンを感じる。怖いけど何故か懐かしく感じる話しが沢山。購入して良かった。あっちこっちに足を運んで語り部から集めた話し、作者の努力に感謝する。

や:まの お:そろしい い:つわ、 「やおい」を集めた本です 口伝をそのまま載せてあるので オチも解説も理由もないから ぶった斬りの、薄ら寒さがあります でも、同じような話も多いので 一気読みは後半飽きちゃいます

自分の生まれ育った山村でも昭和30年ぐらいまでは狐やタヌキに・・類の話を聞いていた子供のころが懐かしく思い出した。

なかなか書店では見つからなかったので助かりました。 綺麗な状態での配送で良かったです。

評判が良いようなので購入してみました。 残念でしたが、私にはあまり面白く感じられませんでした。 「誰かから聞いた不思議なお話し」を集めて書いてらっしゃいましたが、 私の心を揺さぶるようなお話は残念ながらありませんでした。 「現代の遠野物語」とは誇大広告だなぁ・・・。