今年のはじめから、10年間に及ぶプロトピックの仕様を中止しました。23歳ごろより10年間、顔に塗ってきたプロトピック。それさえ塗って入れば炎症や痒みを抑えられるので、魔法の薬だと思って使っておりました。しかし30を過ぎたあたりから、頭皮や身体の各所にアトピーらしき湿疹や痒みが出だし、このまま薬を使い続けるのも嫌だと思い、思い切って使用を中止しました。半年ほど痒みと戦いながらも、自力&独学で症状の経過を観察して参りました。半年を過ぎても症状が軽くならないので、食生活やその他参考になるものはないかと本やネットを読み漁っておりました。その中でブログ、「元気が出る徳子の部屋」にて紹介されていたのをきっかけに手に取りました。
本の中の事例を参考に、自分の症状は経過のどこらへんに位置していて、良くなっているのかどうかを判断するのに大変役立ちました。参考になった部分を具体的にあげると、
・アトピーの治りかけは肌が黒ずんで、その後に落屑(皮膚がめくれて落ちること)を繰り返し良くなること。
・夜の水分の摂り過ぎはむくみにつながり、皮膚を弱くするので、寝ている間に掻いてしまう場合は傷がひどくなりやすいこと。
・水分を含んだ肌は傷つきやすいのでシャワーの時間は最小限にすること(清潔との兼ね合いが難しい)。
・脱ステロイド(プロトピック)をする上で、使用部位以外も悪化する場合もあること。
・運動と睡眠の大事さ。
などなどです。はしょって書きましたが、自分なりに本の内容を生活の中で実践していきました。すると1ヶ月くらいで、症状は改善へ向かいました。こちらの本の内容だけではなく、食事などは他の本(甲田光雄著「奇跡が起こる半日断食」)を参考にしながら大幅な改善をしたので、その効果もあったかもしれません。
本の中での症例は、私よりも重度のアトピー患者さんばかりなので、大変な苦労をされて脱ステロイドを乗り切ったことと思います。
私のアトピーは軽度の方かもしれませんが、人と接する仕事をしながら一切の化粧ができないなど中々辛い面もありましたが、そんな時は先述の「元気が出る徳子の部屋」に相当励まされました。また顔や首は症状が残りますが、背中や腕などはキレイに治ってきたので頑張れそうです。