「嫌われる勇気」を読んでアドラー心理学に興味を持ち、 著者が女性というところに惹かれて購入しました。 女性のたくましさがいい形ででている本だと思います。 嫌われる勇気が、すこし埃っぽい、静かな図書館のような雰囲気だったのに対し、 この本はおうちのリビング、もしくはお茶の間で、 お菓子でも食べながらのおしゃべりという、 日常のお話という雰囲気がしました。 主人公を通して毎日の中のよくある場面を使って、 アドラー心理学を学び、実践していく。という 物語としても成立しているし、学びもあるという、 欲張りな構成にびっくりしました。軽快で、読み物としても面白かったです。 どちらにも良さがあり、好き嫌いもあるとは思いますが、 生活に即しているという点ではわたしはこちらの本を推します！ 具体的な場面がたくさん出てくるので、参考になりました。 わたしも少しずつ、自分のしたいことをし、ほかの人のかわいいところを探し、 楽しく暮らせるよう積み重ねていきたいなと、一歩踏み出す気持ちになりました。

私(男です)も｢嫌われる勇気｣でアドラー心理学に興味を持ちまして、最初のレビューを書かれた方の感想を参考に、こちらの本を購入してみました。 感想としては、手っ取り早く概略を理解するにはとても良本だと思いました。 ストーリーも明快で、特に辞書も要らない、考え込む所もない(たぶん)。サラリと読みすすめながらも、アドラー心理学の要点が理解できる構成と会話の巧さがあります。 気楽に学ぶなら、｢嫌われる勇気」より、こちらを先に読まれた方が良さそうです。 あとがきの土居さんの文章も、 自身の若かりし頃の苦い経験から始まり、アドラー心理学に出会い、その理解と実践を通してそれを人生の柱とするまでの経緯が(短いですが)記されており、参考になりました。

アドラー心理学にすがるように読んでいます。読み始めると止まらなくなり、いっきに読んでしまいました。 自分の心が少し楽になりました。 家族にも勧めています。