「嫌われる勇気」を読んでアドラー心理学に興味を持ち、
著者が女性というところに惹かれて購入しました。
女性のたくましさがいい形ででている本だと思います。
嫌われる勇気が、すこし埃っぽい、静かな図書館のような雰囲気だったのに対し、
この本はおうちのリビング、もしくはお茶の間で、
お菓子でも食べながらのおしゃべりという、
日常のお話という雰囲気がしました。
主人公を通して毎日の中のよくある場面を使って、
アドラー心理学を学び、実践していく。という
物語としても成立しているし、学びもあるという、
欲張りな構成にびっくりしました。軽快で、読み物としても面白かったです。
どちらにも良さがあり、好き嫌いもあるとは思いますが、
生活に即しているという点ではわたしはこちらの本を推します!
具体的な場面がたくさん出てくるので、参考になりました。
わたしも少しずつ、自分のしたいことをし、ほかの人のかわいいところを探し、
楽しく暮らせるよう積み重ねていきたいなと、一歩踏み出す気持ちになりました。