「マスカレード・ホテル」がとても面白くて、さらに2冊連続での暗号解読キャンペーンが気になって気になって、初めて予約購入しました!
短編集で、それぞれ新田刑事と山岸フロントクラークが主人公の作品がありますが、私はやっぱり山岸さんのホテルバージョンのほうが好みでした。お客様とのやりとり(かけひき?)にハラハラドキドキ。そしてホテルマンの一貫した真摯な姿勢に脱帽、本当に大変なお仕事だなと思いました。
とはいえ、何と言っても面白かったのは表題作の「マスカレード・イブ」です。「マスカレード・ホテル」の物語以前に、新田さんと山岸さんはこんな事件で繋がってたんですね~。運命を感じてしまいました。「~ホテル」の事件のヒントになるシーンも描かれているので、「~ホテル」→「~イブ」の順に読むのがオススメです。そうすると、「~ホテル」を読み返したくなってしまいますが。
それにしても刑事とホテルマンでシリーズ化って、どんな風に展開するのか予想出来ませんでしたが、「さすが東野さん♪」と思わずニンマリするストーリーでした^^次作がまた楽しみです☆