ネットでの前評判から期待して手に入れたが。
写真に関する内容は薄い。
例えば、レコードジャケットの批評で本誌の35ページを割いていたりする。
講義の中で実習もあった様だが、課題定義の記述も曖昧で、実際の実習に対する批評等々は全く書かれていない。
写真に対しての有意義な発言は、本誌に対してみなさんがコメントしている以上のものは無い。
従い、買う必要のない本。
掲載された彼の写真の良し悪しは、個々人の感じる事であるので批評はできないが。
個人としては、昔時折見た事のある写真だなあ、という程度で、特段の感動は無かった。
恐らく当時はきっと!画期的な表現だったのが、現代ではどこにでもあった普通の表現になってしまったのかもしれない。