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5 2018-03-26

コンクリートに染みる日の光
表題の「夜とコンクリート」の他、作者の初期短編作品集です。
登場人物の心情を表す小道具として、季節や時刻を使うというのは文学の定石ですが、それを漫画でやれていることに驚きを覚えました。
人物の心情の変化に合せた、季節の温度が、時刻の移り変わりがしっかりと描かれていることに、作者の並ならぬ力量を感じます。
例えば「夜とコンクリート」は夜明け前から日の出を迎えるまでの数時間の出来事ですが、重苦しい夜が白み空気の色が変わってゆくのがはっきりと分かります。
「夏休みの町」は、田舎の夏のみずみずしい暑さと、ラストシーンの都会の熱帯夜のやりきれない暑さが対比され。
「発泡酒」人生の良い季節である夏から、冬の刺すような寒さに場面転換することで、青春の痛みというガラスの破片のような尖った感覚が表されており、見事です。
ふんわりとした線で描かれる世界ですが、読み込めば設定はかなりシビア。
登場人物に寄りそうでも無く、突き放すでも無く、程よい距離感を持って描かれる世界は「見守る」という表現が一番相応しいように思えます。
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