ちょっと怖い話かなと予想していましたが違いました。
読み終えたあと、切ないような、希望が持てるような、もう一度読み返さずにはいられないような、最上級の映画をみたあと席から離れたくないような・・・そんな感じになりました。
登場人物の変化を描いた中に、天気を描いたシーンが幾つか出てきます。
ラストページでは、ちょっと感じていた切なさと寂しさを昇華してくれるような、その空の美しさに心が洗われる思いです。
積極的な性の描写はありません。
あと、本編の後に4コママンガのオマケがあって、ウンウンそうだよねと、微笑ましいんです。