映画史に残る大傑作で、この作品以降に作られたサスペンスに多大な影響を与えた作品ですが、もしかしたらこの作品を超える作品は出ていないかもと思わせる作品です。名演技、素晴らしいストーリー、際立つ登場人物のキャラの全てがそろった作品ですが、何か一つ限定とすればやはりジョディ・フォスターの魅力に尽きると思います。牢屋に拘束されている状態でさえ安全とは限らない頭が切れる超危険なレクター博士から参考になる情報を引き出そうとするジョディ扮する新米捜査官の「恐怖、緊張感、使命感」などの感情が入り混じった、でも凛として毅然としてもいる表情の演技は最高です。未見の方はぜひおすすめします。