沙羅が責任感と罪悪感からか、常に四の姫の気持ちを優先して気遣う姿が切ないです。石蕗にコロリと傾いて口も利かない四の姫に涙して寂しさを募らせても、四の姫の為に奔走する沙羅が男前！この２人が男女として出会っていればなぁ。石蕗が親友の沙羅の妻、四の姫に夜這いして子供まで生ませて今度は沙羅にまで手を出すなんて許せない。沙羅の妹？睡蓮にも迫ってますよね。この男の身勝手さ全開の石蕗より、１人ぐらいまともなヒーロー出してほしい。石蕗に涙ながらに迫られて「知らず知らず見抜いてるのか石蕗、恐ろしい奴…!!」ゾッとしてる沙羅が笑えました。

「ざ・ちぇんじ」お好きな方なら満足いただけると思います。左述とは内容が 異なる感ですが、主上と沙羅姫の「後朝の文や三日夜の餅」を妄想中！ 早く続きが読みたい～！！！主上は、ロチェスター伯やバロン甲斐、マスタング大佐を連想してしまう。頭の良さと強引さ、それに紳士。まったく惚れるぜ！

絵がキレイで読み易く、昔ざ・ちぇんじという同じ古典を題材にした花とゆめコミックスが好きだったので、それの詳しい版みたいな感じで楽しかったです。

相変わらず絵がきれいで衣装や背景まできらびやかな平安の雰囲気がよく描かれています。 さいとうちほ先生の作品はこれまであまり読んだことは無かったのですが、これを期に他の作品も読んでみたくなりました。 今回も非常に続きが気になる所で終わっていて、毎回やきもきさせられます。

注文してすぐに到着してびっくりするほどでした。梱包も良かったです。

小説でもずっと以前に読んでいますが、少々アレンジがあります。さいとうちほの絵はイラストして好きですが、漫画になると暗さを感じますが次も購入します。