長きにわたった作品もようやく完結ですが、振り返ってみれば4年で7巻というのはさすがにリリースペースが遅すぎたんではないかなと。何かと大人の事情もあるでしょうが、せめて2年くらいだったらいいテンポだったと思います。
内容に関しては、マニアックな出演MSなどのファンサービスは相変わらず、ラプラスの箱に関しても前後の作品を邪魔しない程度にうまく隙間をついていて好ましいのですが、終盤のMS戦における演出というか切り札的な描写が6巻までの比較的リアル志向な描写からすると00の劇場版並に相当ファンタジー寄りで、正直言ってもうちょっとやりようがあったんじゃないかと思ったのも事実です。
とはいえ6巻まで視聴した方にとっては見どころも多いので必携の一本かと思います。