今回も期待していませんでしたが前巻よりはマシかな。金の君から贈られた力と、怒りを糧にラスの力は飛躍的にアップ。白焔の君と柘榴の君の会話&思考で、このお話の世界観がだいぶ明らかになりました。魔性の気持ちを揺さぶる例として、また、それは完結に向かうための材料なのか、今までもいくつかありましたが、また今回も人間同士の話が入り、でもこれは本当に必要なのでしょうか?登場人物が増えすぎて名前なんか読み飛ばしてます。
しばらく忘れていた妖貴が少しだけ出てきたのは以外でした。
結構重要な内容の巻ですが、字数の少なさや同人漫画にはテンションダウン。前田先生へのインタビューコーナーって普通巻末にあるものでしょう?
まだ魔性も人間も、重要な人たちが、いたるところで止まったままなので、あと5巻から10巻くらいはかかりそうですね。