まだシャイア・ラブーフが期待の若手ホープとして売り出しの真っ最中で、スピルバーグ御大が目をかけている最中ですよ、というアピール状態だった頃の1作。製作総指揮がスピルなバーグさんだしw
そしてD・J・カルーソー監督とは、前作「ディスタービア」に続いてのタッグ。まさか、早々に凋落するとはこのころは誰も思っても無かったんだろうな~ww
SF超大作でサスペンスばりばりでアクションもド派手、という往年のハリウッドらしさもある1作だし、扱っているテーマはありがちだけど社会派な面もある。冷徹なコンピュータ音声の役を顔出し無しのジュリアン・ムーアがいい感じで好演。顔出し無しという点では「フォーン・ブース」のキーファー・サザーランドにも匹敵? 地味だけど意外にヒロインとしてちゃんと演じられる女優を、という事でのミシェル・モナハンが、本当にいつも地味なんだけど重要なポジション。がんばれw
でもやっぱり最大の見どころはビリー・ボブ・ソーントンの存在感かも知れない。画面が引き締まる!