本編よりだいぶ前のストーリーと、女王セレネと亡き夫レイの出会いのストーリー。
前者はより詳しく本編が掘り下げられた感じで楽しめましたが、セレネのストーリーは、結果を知っているし、セレネの生い立ちも殺伐としているので、切なくなります。
まあ、無難にひっかかるとすれば、セレネは誰もが見ほれる美少女、とあるのに対して、その娘であるシエラが平凡に描かれ過ぎなのでは・・・。
あんまり美少女だと、城下の学校に通ったり、長年身分を隠したりするのに支障があったのでしょうけど・・・やっぱりお姫様は美少女であってほしいな。。。
ラノベはとにかく、終わり方が「くっついてめでたしめでたし。完」がほとんどなので、このシリーズはシエラが女王になってアズィールなど周辺諸国と渡り合いながら平和を死守して行ったり、シリスはシリスでちゃんと幸せな結婚をしていて相変わらず暗躍してくれたり、そんなシリスを、成長したシエラが公私ともにしっかり守っているストーリーとかしっかり続けて欲しい。
・・・セレネが死んじゃうか、政治に関われない程の重病人になってしまわないと展開できないところが悩みどころですが。。。
もちろん、スメラギとのラブ度は高めで!!