観葉植物が好きで、2015年6月号『Discover Japan』は
『草花生活/日常を潤すボタニカルライフ』というもので、
盆栽・生け花・一輪挿し・ブーケ・珍植物・ドライフラワー・
鉢植え・フラワーアレンジ・花器といろんな角度から植物を取り上げた特集でした。
そのなかの記事でこの本を知りました。
365日、生けられた植物の写真集。
華やかなアレンジではなく、ありきたりな表現ですが侘び寂びという言葉がぴったりで
虫食いの葉もあれば枯れかけているものもあり、それは私にはたいへん新鮮で
これまでと違った植物のつきあい方を教わった一冊になりました。
同じ場所、アングル、光源なのですが、生けられた草花で季節の変化を感じます。
1ページの約9割が写真で、残りの余白で『月日・コメント・植物&器の名前』が記載。
巻末には『植物名索引』もあり、それぞれ70文字程度ですが解説があります。
和室の空間を植物でそっと演出したい方にはぜひお勧めです。
また、お菓子が好きな方でしたら『一日一菓/木村宗慎』も併せてお勧めします。