こんなに身近に感じらるノーベル賞の先生がいるでしょうか
人間万事塞翁が馬と自分でも語っていますが、そのなかでもめげない努力と多くの人の役に立ちたいという思い、独自の着想、そして努力があったからこそだということが良くわかります。
また、他の研究成果の到達点もあって、この時代に誕生すべくして誕生したと言えるとともに、山中先生を中心としたチームによる独自性、個性とのかかわりも感じるものでした。
そして、なによりも素人が読んでも読み進められる、気取らない語り口は、身を立てるのにも役立ったプレゼンテーション力でも養われたのかもしれませんが、
なによりも、その人柄からでているものだと感じました。
iPS細胞とと如何して名づけたかなどは、ちょっと飲み屋のうんちくにもなるような中身もあります。これからも活躍にますます期待したいと思いました。