個人的にオススメの世界名作劇場の一つがこのペリーヌ物語。
物語は大きく分けて二つあり、最初はボスニア~フランスまでの旅編とフランスのマロクールについてから祖父ビルフランに自分が孫であるということが知れるまでの話とあるが、どちらも秀逸。
また、孫とわかってからの後日談が4話も収録されているのは、後にも先にもこの作品だけで、これまた秀逸なストーリーとなっている。
旅で色々な経験を積み、エドモンやマリに教わってきたことを祖父であるビルフランに素性を隠して、どうどうとやってのけるペリーヌのたくましさと明瞭さは、今の世の中にでも通ずる部分があると思う。
何がともあれ、本当に最高作品の一つに挙げたい作品である。