写真工業でも執筆されていた根本さんが書かれた本。内容も某チョー◎クのように主観的でわけのわからない表現でなく、客観的に簡素に書かれているのが好感が持てる。
ドイツ系はかなりマイナーなメーカーも掲載されており、その点資料としてもすばらしい。
イギリスなども木製カメラなどもかなりもかなり網羅されており、ネット上だといい加減な情報があったり、人気機種に偏っていたりするので盛っていてもよい資料だと思います。
ただ、どうしても仕方がないことですが、値段が高価になってしまう点、また、アメリカ系がコダックのみで、スピグラなどの機種がない点、またどうしても、国によってはもれてしまうところやメーカーによっては弱いところもあるので、大全2を出してもよいのではと思います。
ここ数年では唯一のクラシックカメラ系の良書でしょう。