私が学生の時に書店で出会い「いつか結婚して子どもが出来たらこの図鑑をが欲しい」とずっと願っていました。
「クラゲの目ってどこ?」「葉っぱってどんな形がある?」と、色々な質問をしてくる息子と一緒に本書で調べて楽しんでいます。
ネットで調べればすぐ答えは出てきますが、ページを捲りながら一緒に探したり、目的とは違うページに目移りしたりする体験は、図鑑ならではだと思います。
難解な漢字や言い回しがあるため、子ども向けの本ではありません。しかし、圧倒的な美しさと多様性は、他の出版社の図鑑では得られないものだと思います。
子どもはペラペラとページを捲りながら「何これ〜?!」と、驚いたり笑ったり怖がったり、大人以上に感動し楽しんでいます。
小学館から出ているような、子どもが自力で読める図鑑とも悩みましたが、背表紙にある通り「この惑星に存在する輝かしい宝の集大成」を感じることも大切だと思い、初めての図鑑をこちらに決めました。本書が家族の宝物になりそうです。