オリンピックから半年近く経って、やっぱり気になって購入してしまいました。
(少し待てば自分の中で熱が収まるかと思いきや、
日に日に羽生選手関連の書籍収集熱が加熱してゆき、困ってます。)
2年前まではパトリック・チャン選手がそこまで遠い存在だったのか、と
改めて羽生選手の成長スピードの速さを思い知りました。
本人は、世界選手権で何度か優勝してから五輪優勝、と考えていたようですね。
実際には世界選手権で勝つ前に五輪で勝ってしまいましたが(笑)。
(でも「自分の中で納得のいく優勝」という意味ではどちらもまだまだなのでしょうか。)
もっと文字ばかりかと思っていたら、写真も沢山載っていて嬉しかったです♪
というかむしろ写真のページの方が多い?(笑)
ただ、1つだけ気になった点が。
この本は、羽生少年が「初めての世界選手権」出場を決めるまでを追った形になっており、
その「初めての世界選手権」自体の結果や、その後のインタビューなどが全く載っていないのが
個人的に少し物足りなかったです。
編集時点ではまだ大会は始まっていなかったのだと思われますが、
もう少し発売を延ばしてそこまで入れてくれたらなぁ…と。
「最終グループには入りたい」と言っていたショートで惜しくも7位だった事、
しかしその後のフリーでは何と2位、総合3位で
「表彰台に近づきたい」どころか本当に表彰台に乗ってしまった事など、
〆として書かれていたら1冊の本としてもっと完成度が高くなったんじゃないかと思います。
(奥付けページには大会の結果が簡潔に記載されていますが。初版だとどうなんでしょう。)
ちなみに、私が購入したのは2014年3月発売の第10刷。
奥付けページの略歴にソチ五輪金メダル獲得の事まで記載されていました。