グランプリファイナル、世界選手権の渾身の演技で観客を魅了した羽生結弦選手。そのチャリティー本(印税はすべて被災地へ)ということで購入しました。
本屋で見かけ、写真の多さが気に入り入手しました。
試合だけでなくノービス時代、練習時の写真が多いのがファンにはうれしいです。
過去のインタビューをまとめたもので、ネットや雑誌などで選手を追っている方にはよく知られた内容。追加インタビューは少ないです。
ただ、、 読んでいて写真やインタビュー記事の選択に「偏り」を感じて奥付を見ました。
「構成 青嶋ひろの」。フィギュアスケートファンならピンと来る名前です。
今回もまあよくチャリティー本でこんなことが出来るな、、とあきれました。
ロシア杯アベック優勝を果たし、被災地チャリティー本出版やショーに出演している浅田真央選手に対するコメント・写真は一切載せてありません。他の国内有名選手の名前が殆ど挙がっているだけに不自然すぎて驚きました。
(実際にはアベック優勝時、インタビューで言及しています。)
もうフィギュアスケートに関わって欲しくないですね。
インタビュー自体は、羽生選手の芯の強さ、率直さ、外見に似合わない好戦的な態度などが垣間見られてほほえましいです。同世代のライバルたちを大事にするところなど少年らしいです。「若さ」と「姿勢の正しさ」があふれているものだけに残念です。
こんな本には本当は星5つつけたいんですけどね。