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- nanao-chobi55さん
- 50代 女性 購入者 レビュー投稿 295件
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5
2020-04-12
- PHPの月間文蔵で、西條さんの「言葉」がとても気持ち良かったので、善人長屋に続いて購入しました。
今で言う江戸のストリートチルドレンのお話です。と言っても、前作で後ろ盾になってくれる大人たちと住む場所ができたようで、本作は衣食住が何とかなって、子供だけで生活を始める様になった子供たちのお話です。少し違うけど昔読んでいた三原順のはみだしっ子シリーズを思い出しました。
生活ができるようになったといっても、子供はみな色々な過去を持って暮らしていて、愛すべき大人（これがなかなか素敵な人たちです）と共にいろいろな問題を解決していきます。読み始めてすぐ映像が浮かんできたので、ぜひＮＨＫ時代劇とかでやってほしいなぁ。
少し不満は、子供がひとりづつ各編の語り部になってるんですが、男の子の語りの癖がそれほど無くて（作者の文章）「誰の話だっけ？」とたまに迷ってしまった。もうちょっと特徴あっても良かったんではと思ってます。いや、難しいのは重々承知です。 - このレビューのURL
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