一冊の中に悠舜編、旺季編、晏樹編、劉輝編、悪夢の国試組編と
ありそれぞれに読みごたえがありましたが、個人的に旺季編、劉輝編が好きです。
他のレビューでは暗いとか、ビーンズの本編とは違うとかありますが
最後にこの本を出してきれいに落ち着いた気がします。
秀麗が婚姻後一年足らずで子供を出産後亡くなり、ハッピーエンドではないけれど
彼女が目指した官吏の道は、周りの人物や劉輝がその意思を尊重し
よい治世を行ったことで話が終着したのかなと・・・・
現在ビーンズ文庫シリーズ21冊の二回目を読破中。
何度読んでも、新しい発見や楽しさがあって大好きな作品です。